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経験の無い若者たちと、工場の命運を背負う
ベレットの開発はベレルの生産立ち上げと重なったため新しいチームが組まれ、水澤がその責任者になった。メンバーは未経験ながら意欲にあふれた、怖いもの知らずの若者たちだった。ベレットは建設の進む藤沢工場の主力車種として、いすゞの命運を担う車と位置づけられていた。チームは工事現場を訪れて責任の重さを感じ、一丸となって目標を果たすと決めた。世界の主な車を分解して設計の意図を読み取り、四輪独立懸架やラックアンドピニオンのステアリングなど、当時としては思い切った仕様を採り入れた。
