01
予算も期限も決めない「F1」計画で、全てを新しく設計する
1983年8月、トヨタの豊田英二会長は、世界に通じる高級セダンを造る極秘の計画「F1」を始めた。予算や期限を決めず、トヨタの既存の車台や部品も使わないこの計画で、チーフエンジニアの鈴木一郎は、空力・室内の静かさ・最高速・燃費で欧米の旗艦セダンを超えることを狙って全てを新しく設計した。振動と騒音は発生源から減らす「源流対策」で抑え、1989年に北米でレクサスLS400、日本でセルシオとして世に出た。
トヨタ · セルシオ

トヨタが新たに立ち上げたレクサスの最上級車LS400の日本向け。開発を原点から始め、振動や騒音を発生源で減らす「源流対策」で静かさを高め、高級車の新たな基準を作ったとまで言われた。
01
フロント
ダブルウィッシュボーン
愛知県田原市
出典で確認できた台数はまだありません
| マイナーチェンジ | エンジン | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 車両重量 | シフト | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1989年10月 発売時1989年10月〜 | 1UZ-FE | 3,968cc | 260ps最大 | 353N・m最大 | 1,690〜1,800kg最軽 | 4AT | 455万〜620万円 |
| 1992年8月 マイナーチェンジ1992年8月〜 | 1UZ-FE | 3,968cc | 260ps最大 | 353N・m最大 | 1,730〜1,830kg | 4AT | 480万〜653万円 |
| 1993年8月 一部改良1993年8月〜 | 1UZ-FE | 3,968cc | 260ps最大 | 353N・m最大 | 1,730〜1,830kg | 4AT | 480万〜653万円 |
鈴木一郎開発責任者
初代セルシオ(XF10型)の設計統括。