
新地高志
ホンダエンジン開発
エンジン開発の立場から、初代シビック タイプR(EK9)の B16B を量産の自然吸気で世界最高レベルのリッター 116 馬力に仕上げた人
年表
- 1973
入社
ホンダ
- 1997

シビック Type R(EK9)
最低でも 10 馬力
開発の前に調べると、シビックでノーマルカーのレースに出ているチームから、最低でも 10 馬力はパワーアップしてほしいと言われた。新地たちは 185 馬力以上を目標に掲げた。2 輪の出身で高回転は得意だったが、タイプR の入門モデルになるため低・中速のトルクとの両立に苦労した。高回転側は圧縮比を 10.4 から 10.8 に上げ、低回転側はバルブタイミングを詰め、吸排気の流量を増やした。
シビック Type R(EK9)
インテグラ タイプR の 1 秒落ち
筑波サーキットのラップタイムは、インテグラ タイプR の 1 秒落ちを目標にした。排気量の 200cc のハンディがある分、曲がると止まるの性能を徹底して上げた。鈴鹿の 130R の進入で姿勢が悪いと言われ、量産車ではチンスポイラーの形と高さを変えた。セッティングは土屋圭市にも頼み、走るたびに良い方向に向かった。
- 2013
プロフィール
シビック タイプR(EK9) 開発者。97年にLPL代行として初代シビックタイプRのパワープラント開発を担当した。