
中嶋裕樹
トヨタ開発責任者
乗用車の開発者としてハイラックスを作り直し、トヨタの CTO になった人
年表
- 1987
入社
トヨタ自動車
- 2008
トヨタ自動車 第2乗用車センターチーフエンジニア
- 2011
トヨタ自動車 製品企画本部
- 2014
エグゼクティブチーフエンジニア
- 2015
常務役員
- 2016

農場の入口で、LS から乗り換える
乗用車ばかり開発してきた中嶋は、8代目でプラットフォームからエンジン、トランスミッションまですべてを新しく作ると決めた。南米で会った農場主は、農場の入口までレクサス LS で来てハイラックスに乗り換え、騒音も振動も少なくいい車だと言った。未舗装路だからと感覚を合わせているのだと気づいた中嶋は、上級車並みの乗り心地と静かさを8代目に取り入れる道を選んだ。
凹みやすくなったホイールアーチ
8代目の開発の初めに視察へ出たとき、あるオーナーから、7代目は昔のハイラックスよりタフでなくなったと言われた。荷物を放り込むと、6代目では凹みにくかったホイールアーチが簡単に凹むという。数値では7代目の方が堅牢だったが、その部分は強度試験の評価箇所に入っていなかった。中嶋は評価基準を変え、強度試験の箇所を増やした。
トヨタ自動車 CV CompanyCV Company Executive Vice President
- 2018
トヨタ自動車 Mid-size Vehicle CompanyMid-size Vehicle Company Executive Vice President
- 2020
執行役員
- 2023
執行役員兼副社長取締役副社長
- 2025
代表取締役副社長
つながり
プロフィール
京都大学大学院工学研究科を卒業。8代目ハイラックス開発責任者(2011年〜2016年)。プラットフォーム、エンジン、トランスミッションをすべて新規に開発し、開発キーワードを「Tougher than we can imagine」とした。