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優等生に激辛をかけたタイプR
インテグラ タイプR は、1995 年、インテグラを活性化させるためのモデルチェンジでつくられた。上原は開発責任者ではなく、プロデューサーのような立場だった。当時のインテグラは丸目 4 灯のデザインが個性的すぎて市場になかなか受け入れられず、フェイスリフトなどで手を入れていた。上原が現物を知ろうと SiR にじっくり乗ってみると、エンジンは気持ちよく回り、乗り心地も良く静かで、バランスの良い優等生だった。だが優等生は、本当にクルマが好きな人の心には刺さりにくい。当時は FF はスポーツカーにならないという趣旨の評論もあり、それならつくってやろうとタイプR をつくった。アンダーステアが出ないよう、ヘリカル LSD とサスペンションの設定で抑えるのがテーマだった。上原は、初代のインテグラ タイプR は好き者が集まってつくったと笑う。

