
福塚政広
ダイハツ開発責任者
ムーヴとミラの開発責任者を経て、ダイハツの FF の軽乗用車の全車種の製品開発を指揮した人
年表
- 1979
入社
ダイハツ工業
- 1985
ダイハツ工業 製品企画部
- 2002
- 2002
ミラ 6代目2002年〜2009年開発責任者
軽ではなく小型車と比べる
ミラのオーナーは 3 代目までは 30 代だったが、クルマと一緒に年を重ね、5 代目では 40 代前半になっていた。6 代目を企画するにあたって、高齢化に危機感を持った主査の福塚は、若い女性を対象に市場調査をした。わかったのは、女性にとってナンバープレートが黄色か白かは関係ないということだった。日産マーチを軽だと思っている人が 6 割、ムーヴを軽ではないと考えている人が 3 割いた。そこで 6 代目は、軽ではなく国産と輸入車の小型車をベンチマークにして開発を進めた。
直噴エンジンに CVT を組ませなかったわけ
6 代目で新しく開発した直噴エンジンを積むグレードは 1 つだけだった。エンジンそのものの生産が、まだ軌道に乗ったとは言えなかったからだ。燃費の良さを引き出すには本来 CVT と組み合わせたかったが、「完成車がとんでもない値段になってしまうため」(福塚)、このときは見送った。
ミラはパーソナルユースのクルマ
6 代目は軽自動車の枠の中で後席を広く取り、そのぶんトランクを削った。主査の福塚の説明では、ミラのユーザーは荷室をほとんど使わず、日常の買い物袋や手荷物は助手席や後席に置く。後席にスライド機構を付けなかったのも「必要ないから」。荷物を積みたい人にはムーヴを選んでもらい、「ミラはよりパーソナルユースのクルマです」という。
- 2005
製品企画部 エグゼクティブチーフエンジニア
- 2006
軽乗用全車種の開発担当役員執行役員
つながり
プロフィール
ダイハツ工業 製品企画部 エグゼクティブチーフエンジニア。現行ムーヴ&ミラの開発責任者を経て、2003年からFF軽乗用車全車種の製品開発の指揮をとる(2005年12月時点)。