
五島賢
スバル開発責任者
電子制御ダンパーを次の進化の要と見定め、新しいレヴォーグと WRX S4 の開発を取りまとめた人
年表
- 2020
レヴォーグ 2代目2020年〜現在開発責任者
1.8 リッターは 1 気筒から決まった
2 代目のレヴォーグで、エンジンは 1.6 リッターから 1.8 リッターになった。開発を取りまとめた五島によれば、いまのスバルは単気筒の効率からすべてを決めている。いちばんトルクが出せて燃焼効率がいい 1 気筒の構造と排気量を決め、それが 4 つになって全体の排気量になる。1.8 リッターは、リーン燃焼のいちばん良いところを考えて導き出した 1 気筒の排気量で、単にストロークを伸ばしてトルクを稼いだわけではないという。先代の研究段階では 1.6 リッターのシリンダーが最適だったのかと聞かれ、五島は世代ごとにインジェクターの性能も燃料を吹いた後の渦の状況も違うからだと答えている。祖父は中島飛行機、父は富士重工に勤めた「スバル 3 代目」で、DNA までスバルブルーだと笑う。
スバル
- 2021
WRX 2代目 WRX S4(VBH)2021年〜2026年開発責任者
トミカの WRX を手土産に
新しいレヴォーグと WRX S4 を担当すると決まった瞬間、五島は電子制御ダンパーが次の進化の要だと考え、ZF 社に相談した。初めは先方が忙しすぎて断られたが、ドイツまで出向き、トミカの WRX をたくさん土産に持って、次はこれの新型を作りたいと説得した。実験車でいちばん硬い側を試してここまでやりたいと言うと、他社はここまでやらないと言われたが、WRX はそういう車だからと説明した。
商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャー
つながり
プロフィール
スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー。2代目レヴォーグと2代目WRX S4の開発を取りまとめた。