
寺師茂樹
トヨタ開発責任者
13代目クラウンに疲れにくさという新しい基準を持ち込み、のちにトヨタの副社長を務めた人
年表
- 1980
入社
トヨタ自動車
- 1995
トヨタ自動車 製品企画部門
- 2005
トヨタ自動車 第1トヨタセンターZSエグゼクティブチーフエンジニア
- 2008
クラウン 13代目2008年〜2012年開発責任者
疲れを尿で測る
衝突安全と予防安全はクラウンなら当然として、寺師は 13代目を、そもそもミスを起こしにくい車にする安全運転支援の考えで作った。快適で疲れにくい車ほど運転に集中できると考え、疲れの指標に初めて尿中アドレナリン濃度を使った。運転前後のドライバーを測ると、先代より約 30% 下がっていた。目に見えない疲れに数値の基準を置いて開発したのは、トヨタでも初めてだった。
欧州車と比べない
車の評価は欧州のライバルと比べてどうかという話になりがちだが、寺師は、クラウンはその物差しで語る車ではないと考えた。日本の高級車として独自の道を行き、クラウン自らを超えていけばよい。疲れにくさという新しい基準を示したことに、その意味で価値があると考えた。
常務役員
- 2013
専務役員取締役・専務役員
- 2015
代表取締役副社長
- 2017
取締役副社長
- 2019
Chief Technology Officer
- 2020
取締役・執行役員Chief Competitive Officer、Chief Project Officer会長
- 2021
Executive Fellow
- 2024
豊田自動織機顧問代表権のある会長
つながり
プロフィール
兵庫県出身。神戸大学大学院工学研究科修士課程計測工学専攻を卒業。13代目クラウンのエグゼクティブチーフエンジニア。