三菱 · ギャラン

三菱 ギャラン 初代(A51/52/14/16/17L)

販売期間
1969年〜1973年
型式
A51/52/14/16/17L
駆動方式
FR
初代のサムネイル

画像: TTTNIS / Public domain

どんな車か

「ギャラン」の名を初めて冠した車。くさび型の「ダイナウェッジライン」を採ったスタイルが評判を呼び、大ヒットとなった。

開発秘話

01

ジュジャーロとの競作を覆した裁定

米国の留学から戻った三橋に、久保常務は「とにかくスタイルの良いクルマにしたい」と新しい乗用車のデザインを命じた。案はイタリアのジュジャーロにも頼み、社内のデザイナーと競わせる方針だった。トリノで本人と打ち合わせた三橋は強い対抗意識を抱き、低いフロントから流れるように上がってリヤピラーの前で鋭く跳ね上がるベルトラインを描いた。のちに言うウエッジシェイプの始まりだった。1968年1月の審査では、幹部のほとんどがジュジャーロの案を最終デザインのベースにすべきだと述べた。ところが久保は、社内のモデルをベースにイタリアのモデルの良いところを入れていけばよいと、皆の意見を覆した。
三橋慎一

02

縦桟の顔と「ダイナウエッジライン」

基本の形が決まったあとも、チームは細部の改良を粘り強く続けた。フロントグリルは数多くの案を作って検討し、最後に選ばれたのは入社3年目の若手、吉澤英明が出した縦桟を基調にした案だった。縦桟の模様はテールランプの周りにも及ぼされ、全体に統一感が生まれた。1969年12月に発売されたコルトギャランは、デザイナーの用語「ウエッジ」にダイナミックを冠した「ダイナウエッジライン」のキャッチコピーも功を奏し、三菱初のヒット作となった。
三橋慎一

エンジン

足まわりと大きさ

全長 4,080mmWB 2,420mm1,370mm全高全幅 1,560mm
車両重量
855kg

系譜の中での位置

1960197019801990200020102020Now

生産工場

  1. 名古屋製作所 大江工場

    愛知県名古屋市

販売実績

生産台数
313,515台

マイナーチェンジ

マイナーチェンジエンジン排気量最高出力最大トルク車両重量シフト価格
1969年12月 発売時1969年12月〜
特別仕様車・追加
  • 2ドアハードトップ追加・1970年5月
———————
1971年3月 マイナーチェンジ1971年3月〜———————
1971年9月 マイナーチェンジ1971年9月〜
特別仕様車・追加
  • 14L・GL追加・1972年9月
  • 16L GS-5追加・1972年9月
  • 16L MCA追加・1973年3月
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開発に関わった人

三橋慎一のプロフィール

三橋慎一デザイン責任者

三菱の社内デザイナー。初代ギャラン(コルトギャラン)は三橋を中心とする社内チームが仕上げ、3代目のギャランΣの外観も三橋の率いる社内デザインチームによるもの。