01

どんな車か
20年続いた「サバンナ」の呼称が外れた。ユーノス・コスモの生産終了以降は世界唯一のロータリーエンジン搭載量産車となり、25年の歴史に幕を閉じた。
開発秘話
2代目の導入直後の 1986 年に RX-7 担当主査になった小早川は、∞(アンフィニ)仕様やカブリオレの開発と並行して 3代目の開発に取りかかり、チームと「志凛艶昂」というキーワードを決めた。忘れられないのがゼロ戦の残骸との出会いで、貴島孝雄にリーダーを頼み、「ゼロ作戦」を合言葉に徹底的な軽量化に挑んだ。レーシングカートや RE フォーミュラカーもプロジェクトで買い、メンバーに幅広い体験をしてもらって、追求すべきスポーツカー像を描き出した。
02
零戦に学んだ「ゼロ作戦」
3代目 RX-7 の開発リーダーを任された貴島は1988年、車体・シャシー・内装・電装から二十数人を選び、部署の壁を越えるタスクフォースを組んだ。掲げたのは、無駄な重量をゼロにする「ゼロ作戦」。手本は、超ジュラルミンと沈頭鋲で軽さと空気抵抗を突き詰めた零戦だった。仕上がった RX-7 は、NSX の半分ほどの価格と部分アルミの車体で、オールアルミの NSX を筑波のタイムでわずかに上回った。
03
主査として、280馬力までこだわる
貴島は発売の翌年に RX-7 の主査を引き継いだが、バブルが崩れ、1995年には米国での販売の打ち切りが決まった。フォードから来た財務担当の役員に、事業として成り立つかを毎週のように問われるなかでも、技術者の意地として、出力を国内の上限の280馬力まで引き上げることにはこだわった。2002年に生産の終了が決まると、宇品工場では異例の式典が開かれ、全国からロータリーのファンが集まった。
エンジン
足まわりと大きさ
フロント
ダブルウィッシュボーン
全幅1,760mm全高1,230mm
ホイールベース2,425mm全長4,280-4,295mm- 車両重量
- 1,230-1,330kg
系譜の中での位置
197019801990200020102020Now
生産工場
広島県安芸郡府中町
販売実績
地域別の販売台数
併売(シリーズに計上): 1991年、1992年
マイナーチェンジ
| 期 | マイナーチェンジ | エンジン | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 車両重量 | シフト | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前期型 | 1型1991年12月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255ps | 294.2N・m | 1,250〜1,320kg | 5MT / 4AT | 360万〜444万円 |
| 2型1993年8月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255ps | 294.2N・m | 1,250〜1,330kg | 5MT / 4AT | 299.8万〜435万円 | |
| 3型1995年3月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255ps | 294.2N・m | 1,250〜1,330kg | 5MT / 4AT | 328.5万〜396万円 | |
| 中期型 | 4型1996年1月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255〜265ps | 294.2N・m | 1,250〜1,330kg | 5MT / 4AT | 320万〜421.7万円 |
| 後期型 | 5型1999年1月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255〜280ps最大 | 294.2〜313.8N・m | 1,240〜1,280kg最軽 | 5MT / 4AT | 289.8万〜377.8万円 |
| 6型2000年9月〜 | 13B-REW | 1,308cc | 255〜280ps最大 | 294〜314N・m最大 | 1,240〜1,280kg最軽 | 5MT / 4AT | 294.8万〜399.8万円 |
開発に関わった人
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