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サンバを見にブラジルへ
4 代目が総決算だと思っていた伊藤博之は、5 代目の「スポーツシビック」まで担当することになった。初代の登場から 20 年目のモデルで、初代を買ったお客の子どもたちが今度のターゲットだった。ボディのデザインは「サンバボディ」と呼ばれ、カーニバルをテーマに躍動感を全身で表すものだった。伊藤はそのイメージ作りのために、実際のサンバを見にブラジルへ飛び、リオのカーニバルを感覚としてつかんだ。エンジンでは、いずれ来る省燃費の時代に備えて、気筒休止まで使う VTEC-E を載せた。5 代目は二度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受け、伊藤とシビックの深いかかわりはここで終わった。



