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穴に落ちて考えたパーツ
60 系までのランドクルーザーは、商用車として荒れた道を走れるように仕上げるクルマだった。福岡孝延は 70 系の開発で社外のオフロードでのテスト走行を始めるなど、悪路走破性の向上に取り組んだ。その当時、田原工場近くの護岸エリアで上司とテスト走行をしていて、大きな穴にクルマごと落ちたことがある。リーフスプリングが反転してシャックルが逆側に伸びきってしまい、福岡は反転を抑えるパーツを考案した。70 系で悪路走破性は高まったが、オフロードで走らせるにはドライバーにある程度の腕が要った。誰もが気軽にオフロードを走れるようにできないか。その思いが、マルチテレインセレクトやアクティブトラクションコントロールを考案するきっかけになった。


