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「トラックの開発部署に移るんだ」
福岡孝延は 1971 年にトヨタに入り、乗用車のテストドライバーとして 10 年以上、初代センチュリーやセリカ・カリーナなどの実験と評価を担当した。1982 年に商用車の車両評価開発へ移り、ランドクルーザーで初めて担当したのが 60 系だった。当時のランドクルーザーは商用車のカテゴリーで、本人は「トラックの開発部署に移るんだ」とショックを受けたという。それでも、乗用車が走れないところを走破できることに、乗用車と商用車の区分けを超えた四輪駆動車の価値があると考えるようになった。上司や先輩からは壊すまで走れと言われ、それを積み重ねた。60 系までは、商用車として荒れた道を走れるように仕上げるクルマだったと振り返っている。

