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逆風の中の 9 代目
80 年代に日本を代表するフラッグシップになったクラウンは、9 代目から苦難の時代に入る。1989 年、トヨタはレクサスの最上級車 LS をセルシオとして日本にも導入し、「いつかはクラウン」の立ち位置が変わる転換点を迎えた。1991 年にはバブルが崩壊して高級車の需要が落ち込み、輸入車との競争も激しくなった。この逆風の中で出たのが 9 代目と 10 代目で、開発を担当した渡邉は、「いつかはクラウン」の今泉研一のもとで腕を磨いた人だった。クラウンは渡邉の時代から変革期に入っていく。

