トヨタ スプリンター 歴代モデル・型式一覧
概要
スプリンターは12モデルを掲載しています。 掲載しているうち、最も古いのは1968年のスプリンター(E15)です。 最も新しいスプリンター(E110)は2000年まで販売されました。 掲載している中では、系統は2つです。
1970年5月、「カローラ スプリンター」の2代目の発売を機に、「カローラ」の名をはずして「トヨタ スプリンター」として独立した車名。カローラとプラットフォームを共用する姉妹車ながら、それぞれ専用のスタイルとした。2代目はトヨタオート店が販売し、車名は英語で「短距離走者」という意味。
系統
モデル一覧
スプリンターE15
1968年〜1970年 | 系統1
KE15型。1968年5月に発売した。カローラをベースに、ファストバックのスポーティなクーペタイプへ仕立てたもので、大衆車でも新しいボデーバリエーションが積極的に投入された時期にあたる。寸法は全高を35mm低くしたことを除いてカローラ(セダン)と同じで、内外装ともスポーティな仕様装備とし、乗車定員は5名。セダンに飽き足らないユーザーの心をとらえた。販売はトヨタカローラ店ではなくトヨタオート店(現 ネッツ店)が担った。1970年5月に2代目を発売した際、カローラの名をはずして「トヨタ スプリンター」として独立した。
出典: カローラ スプリンター 1代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 2代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
スプリンターE20
画像: D a / CC BY 2.0
1970年〜1974年 | 系統1
KE25/TE20型。「カローラ スプリンター」からカローラの名をはずし、「トヨタ スプリンター」として独立した世代にあたる。1970年5月の発売時は2ドアクーペモデルだけで、4ドアセダンは1971年8月のマイナーチェンジで加わった。カローラとプラットフォームを共用する姉妹車ながら、スタイルはそれぞれ専用とし、4ドアはカローラよりスポーティな味付けをした。グレードは“デラックス”、“ハイデラックス”、“SL”の3種で、4気筒OHVの1200ccと1400ccエンジンにシングルとツイン・キャブレターの仕様を設定。1973年4月には1600ccを追加した。1972年3月には2T-G型DOHCを積むスプリンター・トレノが誕生している。1974年4月に3代目へ移行した。
出典: トヨタ カローラ・レビン/スプリンター・トレノ1600(昭和47/1972年3月発売・TE27型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト068】(Webモーターマガジン(モーターマガジン社)) / スプリンター 2代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 3代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
スプリンターE40/E60
1974年〜1979年 | 系統1
TE41/TE40/KE40型。1974年4月に発売した。姉妹車のカローラよりやや上級かつスポーティという位置づけは、先代から変わらない。先代に比べホイールベースを35mm、前後トレッドを40mm広げたが、このボデーの大型化には、排出ガス規制や衝突安全性対応に必要なスペース確保という理由もあった。4ドアセダンと2ドアクーペでスタートし、セダンはカローラと基本的に同じボデーを用い、クーペには専用ボデーを与えた。リフトバックは1976年1月に新設され、1977年1月にはハードトップが加わった。世代末期までにほぼ全車が「53年(1978年)規制適合」を果たしている。1979年3月に4代目へ移行した。
出典: スプリンター 3代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 4代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
スプリンターE70
画像: 先従隗始 / CC0
1979年〜1983年 | 系統1
TE71/AE70/KE70型。1979年3月、「カローラ」と同時に発売した4代目。ホイールベースは30mm、トレッドは前/後で25/50mm広がった。ボデーはシャープなデザインへ一新され、室内寸法も拡大。構成は4ドアセダン、2ドアハードトップ、クーペ、リフトバックの4種で、ボデー前後のデザインは「カローラ」と別のものとした。リヤサスペンションは固定軸を保ちつつ、半楕円リーフスプリングをラテラルロッド付4リンク/コイルに改め、乗り心地と走行安定性を向上させた。前輪ディスクブレーキは全車で標準となった。1983年5月に5代目へ移行した。
出典: スプリンター 4代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 5代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
5代目 スプリンタートレノAE85/AE86
1983年〜1987年 | 系統2
車両型式はAE85、AE86。1983年5月12日に発売した5代目で、セダン系をFF方式に変更したのに対し、スポーツ系の「トレノ」はスポーティな走りのために後輪駆動(FR)を継続した。ボデーは2ドアのノッチバッククーペと3ドアのハッチバッククーペの2種類。エンジンは新開発の1.6リッターDOHC16バルブ(4A-GEU)と1.5リッター(3A-U)の2機種で、トランスミッションは5段MTから始まり、1985年5月に電子制御4段ATのECT-Sが加わった。このモデルからドアミラーを装着し、姉妹車「カローラ レビン」との外観上の違いはヘッドライトにあり、「レビン」の固定式に対して「トレノ」はリトラクタブル式とした。FRの走行特性を好むファンの支持を集め、生産終了後は車両型式にちなむ“ハチロク”の名で人気を博している。1987年5月に6代目へ移行した。
出典: トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 5代目(トヨタ自動車) / トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 6代目(トヨタ自動車)
スプリンターE80
1983年〜1987年 | 系統1
AE81/AE80/CE80型。1983年5月に発売した5代目で、「カローラ」とともにこれまでにない大規模なモデルチェンジを受けた。セダン系は世界的潮流に従って後輪駆動(FR)方式から前輪駆動(FF)方式へ移り、同時にモデルチェンジしたクーペ系はスポーツ性を重視してFR駆動方式を続けた。セダンは4ドアと5ドアの2タイプで、後者はリフトバックと呼ぶことにした。4ドアセダンにはシックスライトウインドウデザインを採用。前後バンパーは、ボデーと一体化したデザインの樹脂製とした。前後サスペンションは4輪とも新設計のストラットの独立式である。1987年5月に6代目へ移行した。
出典: スプリンター 5代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 6代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
6代目 スプリンタートレノAE91/AE92
1987年〜1991年 | 系統2
車両型式はAE91、AE92。1987年5月15日に「スプリンター セダン」と同時にモデルチェンジしたスポーティモデルで、「トレノ」はこの代からFF方式を採用し、ボデーは2ドアノッチバックのみとした。機構面は姉妹車「レビン」と変わらず、エンジンは1.6リッターDOHC16バルブで、自然吸気とスーパーチャージャー仕様の二本立てとした。後者(4A-GZ)は2リッターエンジンと互角の145PSを発揮してGT-Zに積まれ、1989年5月にはさらに165PSまで引き上げられた。サスペンションはストラット/コイルの4輪独立懸架を引き継ぎつつほぼ全面的に新設計し、電子制御サスペンション(TEMS)はGTアペックスに標準、GTにオプションで設定した。外観上の大きな違いは先代同様ヘッドライトで、「レビン」の固定式に対し「トレノ」はリトラクタブル式を採用している。1991年6月に7代目へ移行した。
出典: トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 6代目(トヨタ自動車) / トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 7代目(トヨタ自動車)
スプリンターE90
画像: TTTNIS / CC0
1987年〜1991年 | 系統1
AE92/AE91/EE90/CE90型。1987年5月に発売した6代目で、5ドアモデルのサブネームはリフトバックから「シエロ」へ改まった。機構的には「カローラ」に準じている。エンジンは1.3リッター(2E)、1.5リッター(5A-F)、1.6リッター(4A-GEU)、ディーゼル1.8リッターの4機種で、1.3とディーゼル以外はDOHC16バルブとされた。1987年10月にはセダンへ1600cc(4A-F)のフルタイム4WDが加わり、1989年5月のマイナーチェンジではSEサルーンGを追加した。1991年6月に7代目へ移行した。
出典: スプリンター 6代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 7代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
7代目 スプリンタートレノAE100/AE101
1991年〜1995年 | 系統2
車両型式はAE100、AE101。1991年6月12日に発売した7代目で、先代と比べてホイールベースを延ばし、全長・全幅ともに拡大した。ボデーデザインは、5代目と6代目のリトラクタブルヘッドライトをやめて固定の異型ヘッドライトに改めた。エンジンは全機種DOHCで、1500ccのハイメカツインカム(105PS)、1600ccのハイメカ(115PS)、スポーツツインカム20バルブ(160PS)、スーパーチャージャー付(170PS、4A-GZ)の4機種。サスペンションは4輪ともストラット式とし、上級モデルのフロントには1993年に「セリカ」で初採用したスーパーストラットサスペンションも設定した。1995年5月に8代目へ移行した。
出典: トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 7代目(トヨタ自動車) / トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 8代目(トヨタ自動車)
スプリンターE100
1991年〜2002年 | 系統1
AE101/AE100/EE101/CE100型。1991年6月に発売した7代目。ホイールベースと全長・全幅・全高を拡大し、「カローラ」とともに高級化路線の頂点に達したモデルとなった。外観は、5代目と6代目のシックスライトウィンドウをやめて一般的な4ライトウィンドウとしたうえで、ドアガラスサッシまで一体のプレスドアを採用している(「カローラ」はサッシタイプ)。パワーユニットは1300cc、主力の1500ccハイメカツインカム、1600ccのハイメカとスポーツツインカム20バルブ、2000ccディーゼルの計5機種。発売当初はFFモデルだけで、同年9月に4WDモデルを追加した。1995年5月に8代目へ移行した。
出典: スプリンター 7代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車) / スプリンター 8代目 - トヨタ自動車75年史 車両系統図(トヨタ自動車)
8代目 スプリンタートレノAE110/AE111
1995年〜2000年 | 系統2
車両型式はAE110、AE111。1995年5月15日に発売した8代目で、先代から多くのコンポーネントを引き継ぎながら旧モデル比で70kgの軽量化を図った。エンジンはスーパーチャージャー付を廃止し、5バルブとVVTを備える4A-G型に替えている。この4A-G型は自然吸気ながら過給器付きにほぼ匹敵する165PSを発揮し、これを積む上級モデルにはスーパーストラットサスペンションやヘリカルLSDを装着した仕様も設定した。ほかに1.5リッターのハイメカツインカム(100PS)と1.6リッター(115PS)も用意し、1997年のマイナーチェンジでは6速MTを採用した。クーペ市場の減少により、2000年8月にこのモデルをもって「トレノ」の生産を終了した。同じ2000年8月に姉妹車「レビン」とともに販売を終え、モデルが消滅した。
出典: トヨタ・スプリンタートレノ 7代目 AE110/AE111型(1995年 - 2000年)(ウィキペディア日本語版) / トヨタ自動車75年史 車両系統図 スプリンター トレノ 8代目(トヨタ自動車)
スプリンターE110
1995年〜2000年 | 系統1
E110型。1995年5月15日発売で、ボディは4ドアセダンのみ。1996年5月の一部改良で全車に運転席・助手席のSRSエアバッグとABSが標準装備され、1997年4月のマイナーチェンジではエクステリアとインテリアを大幅に改良して衝突安全ボディ「GOA」が採用されるとともに、1.6L(4A-GE)のGT(TWINCAM 20)が復活した。2000年8月28日、販売台数減少のため車種整理の対象となり、トレノの販売終了と同時にセダンも生産を終えて在庫販売体制に入り、同年12月22日に販売を終了した。後継はプラッツ。
販売実績
出典で確認できた台数だけを掲載しています。空欄には、調べた結果か、まだ調べていないかの別を書いています。
地域別の新車登録台数
年ごとの推移
| 年 | 日本新車登録台数 |
|---|---|
| 1997年 | 50,020 |
| 1996年 | 69,123 |