トヨタ · カローラ

トヨタ カローラ 初代(E10)

販売期間
1966年〜1970年
型式
E10
駆動方式
FR
初代 カローラのサムネイル

画像: Ya Lah Media / CC BY-SA 4.0

どんな車か

パブリカとコロナの中間の車種として企画された大衆車。『プラス100ccの余裕』を掲げ、日本製乗用車として初のマクファーソン・ストラット式前輪独立懸架など、30以上の新機構を取り入れた。

開発秘話

01

80点主義は、80点で足りるという意味ではない

パブリカは走る楽しさはあっても車の豊かさが物足りなかった。長谷川は初代カローラで、走行性能や安全性のどの科目にも 80 点を下回るものを作らないことを 80 点主義と呼んだ。80 点以上はいくらあってもよいが、原価を必要以上に上げてはいけない。そのうえで、すべて 80 点では特徴の無い車になるので、新しい技術で光るものを加える 80 点+α をコンセプトにした。
長谷川龍雄

02

+α はスポーティー性

初代の+α を、長谷川はスポーティー性と定めた。コロナやクラウンより先に曲面ガラスを使い、エンジンは高速での静粛性のために 5 ベアリングにした。多くの装備がオプションだった時代に、リヤランプや 2 スピードワイパー、左側ドアのアウトサイドキーを標準装備にした。
長谷川龍雄

エンジン

足まわりと大きさ

全長 3,845mmWB 2,285mm1,380mm全高全幅 1,485-1,490mm
車両重量
710kg

系譜の中での位置

1960197019801990200020102020Now

生産工場

  1. 高岡工場

    愛知県豊田市

  2. サムロン工場

    タイ サムットプラーカーン県サムロンタイ

販売実績

地域別の新車登録台数

日本 新車登録台数 626,066台 掲載4年分(1966〜1969年)

交代年(シリーズに計上): 1970年

マイナーチェンジ

マイナーチェンジエンジン排気量最高出力最大トルク車両重量シフト価格
1966年11月 発売時1966年11月〜K1,077cc60ps最大—690〜710kg最軽——
1969年2月 マイナーチェンジ1969年2月〜———————
1969年9月 一部改良1969年9月〜———————

開発に関わった人

長谷川龍雄のプロフィール

長谷川龍雄開発責任者

出身地: 鳥取県鳥取市

初代カローラの主査。トヨタで初代トヨエース、初代パブリカ、トヨタスポーツ800、初代カローラの主査を歴任し、初代セリカ・カリーナの開発主査も務めた。2004年日本自動車殿堂入り。