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東京と姫路を 33 時間で往復
島田勝利は入社してすぐ、初代スカイラインの足回りの仕事に携わり、2 年後のマイナーチェンジ版 ALSI-2 型ではホイールブレーキの開発を上司の指導を受けて担当した。レース車の開発に移る前、島田は同年代の仲間 2 人と、会社から順番に貸し出されていた ALSI-2 型で、東京と姫路を往復するロングドライブに挑んだ。給油とトイレのほかは止まらずに走り、往復 33 時間、1300km を走り抜いた。車のトラブルもほとんど無く、長時間の連続運転に耐える耐久性と、疲れの少なさを確かめられた。ところがガソリン代が約 2 万円もかかり、経理に領収書を突き返された。そのとき桜井眞一郎が「いっぺんでダメなら分けて請求すればいいだろう」と味方をしてくれた。
