トヨタ · カローラ

トヨタ カローラ GRカローラ(GZEA14H)

販売期間
2023年〜現在
型式
GZEA14H
駆動方式
4WD
GRカローラのサムネイル

画像: TTTNIS / CC0

どんな車か

「お客様を虜にするカローラを取り戻したい」というモリゾウこと豊田社長の想いから開発が始まり、水素エンジンのカローラで戦うスーパー耐久を通じて車両全体を鍛え直した。

開発秘話

01

「これじゃダメ。ゼロベースで考えろ」

開発の初めは、GRヤリスと同じエンジンで試していた。ところが開発に加わったドライバーから「パワーがない」と言われ、豊田社長も「これじゃダメ。ゼロベースで考えろ」と開発を止めた。坂本は、これ以上の出力を出すなら2リッターターボを作り直すしかなく、開発が年単位で延びると考えていた。手を差し伸べたのは、水素カローラの開発にも携わっていたエンジン開発主査だった。スーパー耐久を走るGRヤリスは既に304ps/400Nmを出しており、量産したらどの部品が壊れるかも分かっていたので、304psのエンジンを積めた。
坂本尚之

02

部品を測り、組み合わせをAIで決める

GRカローラはGRヤリスと同じく、元町工場にあるGR専用のGRファクトリーで作られる。部品には必ずばらつき(公差)があり、規定値に対して-3の部品と+3の部品を組み合わせれば公差は0になる。坂本によれば、狙いの性能をそのまま出すために部品を一つずつ測り、その組み合わせをAIで瞬時に最適化している。部品を捨てることは一切ないという。
坂本尚之

03

レーサーが商品化を決める会議に出た

石浦は評価・開発ドライバーにとどまらず、開発の途中で商品化を決める会議にも出て、率直な意見を述べた。石浦によれば、GRヤリスより前は、ある程度仕上がった車に乗って魅力や味付けを伝える仕事だった。GRヤリスとGRカローラでは、最初の試作車ができる前の企画の段階から加わり、車を魅力的にするために一緒に作る仕事に変わったという。
石浦宏明

エンジン

足まわりと大きさ

全長 4,410mmWB 2,640mm1,475-1,480mm全高全幅 1,850mm
車両重量
1,440-1,470kg

系譜の中での位置

1960197019801990200020102020Now

生産工場

  1. 元町工場

    愛知県豊田市

販売実績

併売(シリーズに計上): 2023年、2024年、2025年

マイナーチェンジ

マイナーチェンジエンジン排気量最高出力最大トルク車両重量シフト価格
2023年4月 発売時2023年4月〜———————
2023年8月 一部改良2023年8月〜———————
2025年3月 一部改良(25式前期)2025年3月〜———————
2025年9月 一部改良(25式後期)2025年9月〜———————

開発に関わった人

坂本尚之のプロフィール

坂本尚之開発責任者

トヨタ自動車のエンジニア。GRカローラのチーフエンジニアを務めた。

石浦宏明のプロフィール

石浦宏明開発に参加

TOYOTA GAZOO Racing のレーシングドライバー。GRカローラの開発に、最初の試作車ができる前の企画の段階から加わった。

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