トヨタ · カローラ

トヨタ カローラ 8代目(E110)

販売期間
1995年〜2002年
型式
E110
駆動方式
FF・4WD
8代目のサムネイル

画像: M.rJirapat / CC BY-SA 4.0

どんな車か

日本国内向けと海外輸出向けで大幅に異なる外装デザインを採り、市場に合わせた作り分けが始まった。バブル崩壊後の設計で、大幅なコストダウンが図られた。

開発秘話

01

シェイプアップしてスリムで健康的に

8代目の開発はバブル崩壊の直後で、原価を強く意識しなければならなかった。削りすぎれば貧弱になる。本多は、バブル期に重く高くなった車から、必要なものは保ったまま贅肉を落とそうと、「シェイプアップしてスリムで健康的に!」を合言葉にした。北米の現地生産の都合で海外向けは 2 年後の切り替えになったため、2 年後の国内のマイナーチェンジと海外の新型を「8.5代目」として組み直す企画にした。
本多孝康

02

バブルが崩壊した後のカローラ

榊原がエンジニア時代の思い出に挙げるのは、バブルが崩壊して車が売れなくなった後のカローラだ。当時も欧州車をベンチマークにしていたが、エンジニアとして予算をかけてしっかり造り込みたいと思っても、なかなか実行できず悔しい思いをした。それでも当時のカローラには、セダンのほかにワゴンやハードトップ、欧州には 3 ドアハッチバックや 5 ドアリフトバックもあり、今思うとこれは面白いと振り返る。
榊原康裕

エンジン

足まわりと大きさ

全長 4,285mmWB 2,465mm1,385mm全高全幅 1,690mm
車両重量
1,010kg

系譜の中での位置

1960197019801990200020102020Now

生産工場

  1. 高岡工場

    愛知県豊田市

  2. バーナストン工場

    イギリス ダービーシャー州バーナストン

  3. ケンブリッジ工場

    カナダ オンタリオ州ケンブリッジ

  4. サカリヤ工場

    トルコ サカリヤ県アリフィエ

  5. NUMMI

    アメリカ カリフォルニア州フリーモント

  6. サンタロサ工場

    フィリピン ラグナ州サンタロサ

販売実績

交代年(シリーズに計上): 1995年、2000年

併売(シリーズに計上): 1996年、1997年、1998年、1999年、2001年、2002年

マイナーチェンジ

マイナーチェンジエンジン排気量最高出力最大トルク車両重量シフト価格
1995年5月 発売時1995年5月〜4A-FE1,587cc115ps最大—1,130kg——
5A-FE1,498cc100ps—940kg——
4E-FE1,331cc88ps—910kg最軽——
1996年5月 一部改良1996年5月〜———————
1997年4月 マイナーチェンジ1997年4月〜———————
1998年4月 一部改良1998年4月〜———————

開発に関わった人

本多孝康のプロフィール

本多孝康開発責任者

8代目カローラの開発責任者。1977年に揚妻主査(開発責任者)付担当員としてカローラの製品企画に異動し、5代目カローラのFF化を専任で担当した。

榊原康裕のプロフィール

榊原康裕開発に参加

出身地: 静岡県湖西市

トヨタ自動車のエンジニア。7代目・8代目カムリの製品企画に携わったあと、レクサスESの開発責任者となり、UX・LM・LBXを担当した。2025年1月からトヨタ博物館の館長で、エンジニア出身の館長は初めて。

中古車の相場

カーセンサーに掲載されている、この世代の中古車の相場です。金額は車両本体価格で、支払総額にはこのほかに諸費用が加わります。2026-09-19 時点のもので、価格も在庫も日々変わります。

掲載台数
12台
平均価格
174.2万円
価格帯
54〜263.2万円

出典: カーセンサー(リクルート)の「カローラ(1995年05月~2000年07月)」。2026-09-19 時点。